CSSのbefore、afterを消す方法
CSSにおいてbefore、afterは非常に便利でよく使う技の一つです。
しかし、スマホのとき解除したい、消したくても意外とその方法がわからないのではないでしょうか?
CSSのbefore、afterの消す方法を解説します。
目次
【基礎】before、afterとは
CSSにおけるbefore,afterとは「追加要素」のようなものです。
html上は存在しない要素をCSSの力で存在させることができます。
before,afterは基本的にインライン要素(文字)で、beforeは前に、afterは後ろにつきます。
before,afterをブロック要素やposition:absoluteで装飾として使うこともあります。
下記はbefore,afterを利用した例です。html上にない文字をCSSで存在させていることがわかります。
<style>
.example{
border: 1px solid #999;
background: #f2f2f2;
padding: 10px;
margin: 10px 0;
}
.example::before{
content: "before";
border: 1px solid #999;
background: #fff;
}
.example::after{
content: "after";
border: 1px solid #999;
background: #fff;
}
</style>
<div class="example">本文</div>
さて、下記より本題のbefore、afterの解除方法について3種類紹介します。
CSSやhtmlの基本をしっかり理解すると、この記事の内容もより理解できるようになりますよ。
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【方法1】content:noneを指定する
contentはbefore,afterを指定する際に絶対に必要なCSSです。これを指定しないとbefore,afterは使えません。
同じように「content:none」を指定するとbefore,afterはなくなります。
<style>
.example{
border: 1px solid #999;
background: #f2f2f2;
padding: 10px;
margin: 10px 0;
}
.example::before{
content: "before";
border: 1px solid #999;
background: #fff;
}
.example::after{
content: "after";
border: 1px solid #999;
background: #fff;
}
.example2::before,.example2::after{
/*コレ*/content: none;
}
</style>
<div class="example example2">本文</div>
【方法2】display:noneを指定する
見えなくなればいいのであればbefore,afterに「display:none」を指定して消してしまうのも一つの手です。
「消すといえばdisplay:none」という知識があればわかりやすいでしょう。
<style>
.example{
border: 1px solid #999;
background: #f2f2f2;
padding: 10px;
margin: 10px 0;
}
.example::before{
content: "before";
border: 1px solid #999;
background: #fff;
}
.example::after{
content: "after";
border: 1px solid #999;
background: #fff;
}
.example3::before,.example3::after{
/*コレ*/display: none;
}
</style>
<div class="example example3">本文</div>
【方法3】content:initialを指定する(IEで効かない)
initialは解除する(初期値にする)CSSの値でどのCSSにも使えます。
ただし、IEには効きません。
IEを無視できる場合はinitialで解除できます。
before、afterの場合contentにinitialを指定しましょう。
初期値である「content:none」になります。結果は【解除方法1】で説明した通りです。
【まとめ】before、afterを消す方法
- content:noneを指定する
- display:noneを指定する
- content:initialを指定する(IEで効かない)
以上、CSSのbefore、afterを消す方法でした。
「この記事の内容がよくわからなかった…」「なんかうまくいかなかった…」というかたは下記記事↓でhtmlとCSSの基本を学びましょう。
わからないまま突き進むより基本を学ぶのが結局近道です。