【CSS】行間を下だけ、上だけ調整する方法
行間を指定するにはline-heightを使います。
しかし、これでは1行目と最後の行である上と下の隙間がうまく調整できません。
「上下の行間をあけたい!」「上下の行間を詰めて0にしたい!」
行間を下だけ、上だけ調整する方法を解説します。
marginやpaddingを使う
line-heightは行間を指定するCSSです。
指定した数値分高さを確保し、その上下中央に文字を置きます。
しかし、line-height内で上寄せ、下寄せすることはできません。
よって、marginやpaddingで要素の上、下の隙間を調整することになります。
CSSやhtmlの基本をしっかり理解すると、この記事の内容もより理解できるようになりますよ。
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上か下の行間を増やす場合
行間を増やすにはpaddingを指定します。
padding指定なし
テキストテキスト
テキストテキスト
テキストテキスト
上だけ
padding-top:1emを指定
テキストテキスト
テキストテキスト
テキストテキスト
上下
padding:1em 0を指定
テキストテキスト
テキストテキスト
テキストテキスト
下だけ
padding-bottom:1emを指定
テキストテキスト
テキストテキスト
テキストテキスト
上か下の行間を減らす場合
行間を減らす、0にするにはマイナスmarginを利用して詰めます。
テキストテキスト
テキストテキスト
テキストテキスト
<style>
.example{
line-height: 2;
border: 1px solid #999;
background: #fff7cc;
}
.example p{
/*コレ*/margin: -0.5em 0;
}
</style>
<div class="example"><p>テキストテキスト<br>テキストテキスト<br>テキストテキスト</p></div>
線は外側に設定します。
内側の要素でマイナスmarginを指定し、線に文字を近づけます。
line-heightを指定したとき、1行の上下の隙間は次のような式になります。
{(指定した数値-1)÷2}×文字サイズ
ややこしいですが、指定した数値が1.5なら0.25文字ずつ、2なら0.5文字ずつ、3なら1文字ずつ上下に行間ができます。
line-heightでできた上下の隙間をmarginで引いて0にするというわけです。
margin指定なし
テキストテキスト
テキストテキスト
テキストテキスト
上だけ
margin-top: -0.5emを指定
テキストテキスト
テキストテキスト
テキストテキスト
上下
margin: -0.5em 0を指定
テキストテキスト
テキストテキスト
テキストテキスト
下だけ
margin-bottom: -0.5emを指定
テキストテキスト
テキストテキスト
テキストテキスト
【まとめ】行間を下だけ、上だけ調整する方法
上か下に行間を増やすにはpaddingを指定します。
行間を減らす、0にするにはマイナスmarginで詰めます。
以上、行間を下だけ、上だけ調整する方法でした。
「この記事の内容がよくわからなかった…」「なんかうまくいかなかった…」というかたは下記記事↓でhtmlとCSSの基本を学びましょう。
わからないまま突き進むより基本を学ぶのが結局近道です。