【html/CSS】下線の太さ,色,種類を変える方法
「aタグの下線の色を変えたい!」
「波線の下線を引きたい!」
下線の太さ、色、種類を変える方法を解説します。
目次
【結論】
下線は「text-decoration:underline」で指定し、太さ、種類、色を変えられます。
text-decoration: underline 太さ 種類 色
具体例
text-decoration: underline 5px wavy red
結果
下線は離すことができます。
text-underline-offset:距離
具体例
text-underline-offset:0.5em;
結果
CSSやhtmlの基本をしっかり理解すると、この記事の内容もより理解できるようになりますよ。
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下線を引く
「text-decoration: underline」を指定すると下線を引くことができます。
<style>
.example{
text-decoration: underline;
color: red;
}
</style>
<div>前のテキスト<span class="example">下線と文字の色を変える</span>後のテキスト</div>
colorで文字色を変えると下線の色も変わります。
下線の色だけ変えることもできます。
下線の色を変える
「text-decoration: underline カラーコード」で指定すると下線の色だけ変えられます。
<style>
.example2{
text-decoration: underline red;
}
</style>
<div>前のテキスト<span class="example2">下線の色を変える</span>後のテキスト</div>
下線の種類(デザイン)を変える
「text-decoration: underline 種類」で指定すると下線の種類(デザイン)を変えられます。カラーコードを合わせて指定することもできます。
<style>
.example3{
text-decoration: underline dashed red;
}
</style>
<div>前のテキスト<span class="example3">下線の種類を変える</span>後のテキスト</div>
種類の値は下記の通りになります。
- double(二重線)
- dotted(点線)
- dashed(破線)
- wavy(波線)
<ul>
<li style="text-decoration: underline double red">double(二重線)</li>
<li style="text-decoration: underline dotted red">dotted(点線)</li>
<li style="text-decoration: underline dashed red">dashed(破線)</li>
<li style="text-decoration: underline wavy red">wavy(波線)</li>
</ul>
ただ、種類によっては文字と被って見づらくなります。下線の位置を少し離したいところです。
その方法は下記のとおりです。
下線の太さを変える
「text-decoration: underline 太さ」で指定すると下線の太さを変えられます。
<style>
.example7{
text-decoration: underline red 5px;
}
</style>
<div>前のテキスト<span class="example7">下線の位置を変える</span>後のテキスト</div>
下線の位置を変える
「text-underline-offset」は下線の位置を指定するCSSです。
指定した値分、文字から下線を離すことができます。
<style>
.example4{
text-decoration: underline dashed red;
text-underline-offset:0.5em;
}
</style>
<div>前のテキスト<span class="example4">下線の位置を変える</span>後のテキスト</div>
なお、text-underline-offsetはIEでは効きません。
borderとの違い
border-bottomを使うことでテキストに下線を引き、その下線の色やデザインを変えることができます。
text-decorationの場合
<style>
.example5{
text-decoration: underline dashed red;
text-underline-offset:3px;
}
</style>
<span class="example5">text-decoration</span>
borderの場合
<style>
.example6{
border-bottom: 2px dashed red;
}
</style>
<span class="example6">border-bottom</span>
基本的に同じことができますが、できることできないことに微妙な違いがあります。
border | text-decoration | |
文字と線の隙間を広げる | padding-bottom (IEで効く) | text-underline-offset (IEで効かない) |
文字と線の隙間を詰める | × | ○ |
波線の有無 | × | ○ |
文字と線の隙間を広げる
borderではpadding-bottomを使うことで隙間を広げることができます。これはIEでも効きます。
text-decorationでは「text-underline-offset」を使いますが、これはIEでは効きません。
ただしIEはほぼ使われないため無視してもいいかもしれません。
文字と線の隙間を詰める
borderでは先述した通りpadding-bottomを使いますが、これを0にしても線とテキストの隙間は0にはなりません。マイナスも効きません。
text-decorationはもとからくっついているためあとは離すだけです。
波線の有無
text-decorationはwavyで波線を指定できますが、borderでは波線を指定できません。
【まとめ】下線の色や種類を変える方法
下線は「text-decoration:underline」で指定し、太さ、種類、色を変えられる。
text-decoration: underline 太さ 種類 色
- 下線を引く
text-decoration: underline - 下線の色を変える
text-decoration: underline 色 - 下線の種類(デザイン)を変える
text-decoration: underline 種類 - 下線の太さを変える
text-decoration: underline 太さ - 下線の位置を変える
text-underline-offset
以上、下線の太さ、色、種類を変える方法でした。
「この記事の内容がよくわからなかった…」「なんかうまくいかなかった…」というかたは下記記事↓でhtmlとCSSの基本を学びましょう。
わからないまま突き進むより基本を学ぶのが結局近道です。