【CSS】tableの最初の行,最後の行,最初の列,最後の列の指定方法
「一番目の行を指定したいけどtrにいちいちclassをつけるのメンドウ」
「列ってどうやって指定すればいいの?」
tableの最初の行、最後の行、最初の列、最後の列の指定方法を解説します。
目次
【最初の行】tr:first-child>*
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【最後の行】tr:last-child>*
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【最初の列】tr>*:first-child
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【最後の列】tr>*:last-child
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ポイント解説
- 最初は「:first-child」、最後は「:last-child」
- 行はtr、列はtd
- trにCSSを指定しない
- 「tdまたはth」は「tr>*」で指定できる
最初は「:first-child」、最後は「:last-child」
CSSはclassを使って特定の要素を指定できますが、すべての要素にいちいちclassをつけるのはメンドウです。
そんなときは疑似クラスを使います。
「:first-child」は兄弟要素の最初(一番目)を指定する疑似クラスです。
同様に「:last-child」は兄弟要素の最後を指定できます。
行はtr、列はtd
trはtable内で行を囲うhtmlタグです。
「tr:first-child」と指定すると「最初のtr」であり、最初の行ということになります。
「td:first-child」と指定すると「最初がtdなら」ということになり、最初の列を指定できます。
ただし、最初がthなら指定されないため「th:first-child」も指定する必要があります。
trにCSSを指定しない
trには効かないCSSが多いため、trには指定せずtdまたはthにCSSを指定しましょう。
よって最初の行の指定は「tr:first-child td,tr:first-child th」となります。
「tdまたはth」は「tr>*」で指定できる
trの子要素にはtdかthしかありません。
よってtrの子要素を指定すればtdとthを指定したことになります。
「>」は子要素を指定するセレクタ記号です。孫要素以降は含みません。
よって「tr>*」でtdとthを指定できます。
最初の行の指定は「tr:first-child>*」と省略できます。
【まとめ】tableの最初,最後の行,列の指定方法
- 【最初の行】tr:first-child>*
- 【最後の行】tr:last-child>*
- 【最初の列】tr>*:first-child
- 【最後の列】tr>*:last-child
ポイント
- 最初は「:first-child」、最後は「:last-child」
- 行はtr、列はtd
- trにCSSを指定しない
- 「tdまたはth」は「tr>*」で指定できる
以上、tableの最初の行、最後の行、最初の列、最後の列の指定方法でした。
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わからないまま突き進むより基本を学ぶのが結局近道です。