【意外な解決法】原因不明のブルースクリーン頻発時に試すこと
停止コード「CRITICAL PROCESS DIED」「REGISTRY FILTER DRIVER EXCEPTION」「SYSTEM SERVICE EXCEPTION」などの原因不明のブルースクリーンが頻発する方へ試してみてほしい解決法を紹介します。
【結論】パソコン内部の掃除
パソコン本体を開けてエアーダスター(空気を噴出するスプレー)で埃を取り除いてみましょう。
私はこれでブルースクリーンが発生しなくなりました。
以下に当てはまる方は解決するかもしれません。
- ブルースクリーンの原因がわからない(ソフト面はいろいろ試した)
- 停止コードがまちまち
- セーフモード中でもブルースクリーンになる
- 再起動後すぐブルースクリーンになる
- ここ数年パソコン内部の掃除(埃除去)をしていない
心に余裕のある方はもう少しお付き合いください。
CSSやhtmlの基本をしっかり理解すると、この記事の内容もより理解できるようになりますよ。
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【現象】ブルースクリーンの頻発
約1ヶ月くらい前から週1回程度ブルースクリーンが発生するようになりました。発生の共通点はありません。このときは再起動で直っていたのであまり気にしていませんでした。
そして、ある日、とあるデータの保存中にブルースクリーンになり、データが飛びました。
いよいよ明確に被害が出始めました。
それからブルースクリーンのときに写真をとり、なんというエラーが出ているのか確認することにしました。
そしてこの写真を撮った日、ブルースクリーンが頻発し、再起動してもすぐにブルースクリーンになる状態になってしまいました。
停止コードとしては「CRITICAL PROCESS DIED」「REGISTRY FILTER DRIVER EXCEPTION」「SYSTEM SERVICE EXCEPTION」を確認しました。
【試したこと】sfc/scannow
ブルースクリーンの原因・解決法を調べると「メモリの不調」「ドライバの更新」「cmdでsfc/scannow」といった情報があります。
メモリ診断をしましたが、正常とのことです。
ドライバの更新もやってみましたが、その後もブルースクリーンは発生しました。
「sfc/scannow」とは、コマンドプロンプトでこのコマンドを実行するとパソコンの異常を探し修正するというものです。
これはブルースクリーン頻発時に実行したのですが、実行中にブルースクリーンになってしまいました。
セーフモードで実行してもやはりブルースクリーンになってしまいます。
何度実行しても「sfc/scannow」最中にブルースクリーンになってしまいます。
【解決】パソコンの掃除
OSの初期化も視野に入り始めたころ、メモリを片方ずつにしてみようかと思いパソコンを開けたところ、だいぶ埃だらけになっていることに気付きました。
(ちなみにメモリを片方ずつにしてもブルースクリーンになりました。)
そういえば数年前、同じようにブルースクリーンが頻発したとき、パソコン内部を掃除したら落ち着いたことを思い出したのです。
そのときは掃除機で軽く掃除しただけでした。
今回は徹底的にやってやろうと思い、エアーダスターで掃除することにしました。
エアーダスターとは空気を噴出するスプレーであり、その勢いで埃を吹き飛ばすものです。
水洗いができない電化製品(主にパソコン)の清掃に使われます。
1本500円くらいで電気屋さんで売っています。
パソコンを開けると、ファン周りの空気穴を塞ぐように埃にまみれていました。
パソコンを買ったのは10年以上前ですが、エアーダスターで掃除するのは初めてです。
注意
- 屋外で掃除しましょう。
- CPUのファンはマザボから取り外してから掃除しましょう。
- ケースについた取り外せないファンは内側から外へ向かってエアーダスターを吹き付けましょう。
- エアーダスターは非常に冷たくなるため軍手をしましょう。
エアーダスターで掃除したあと、「sfc/scannow」を実行したところ、ブルースクリーンにならず完了しました。
ちなみに異常は見つかりませんでした。
以降ブルースクリーンは全く起こらなくなり、正常になりました。
【原因】CPUの温度が下がらない状態になっていた
「原因」と書きましたが、掃除する前のCPUの温度を測ったわけではないため、推測を含みます。ただし、掃除後のCPUは正常な温度であることを確認しています。
CPUはパソコンの脳みそのようなもので負荷をかけたり長時間使うと熱くなります。
熱いままでは壊れてしまうため、それを冷ますためにCPUやPCケースにはファンがついています。
ファンで扇風機のように風を送るわけですが、空気と一緒に埃も入ってしまいます。
空気穴に埃がたまると埃によって塞がれた状態になり温度が下がらなくなります。
今回のブルースクリーンは自身の温度で自身を壊さないように自らシャットダウンをしたものだと思います。
「sfc/scannow」中にブルースクリーンになったのはCPUに高負荷がかかったため、再起動後すぐブルースクリーンになったのはCPUが冷めていなかったためだと説明できます。
また時期も夏であり、部屋内の気温25度以上であったこともブルースクリーンを助長させていたのでしょう。
埃を取り除くことで温度が下がるようになり、自らをシャットダウンする必要がなくなるというわけです。
ブルースクリーンの直し方を調べても、ソフト周りの原因ばかりでハードには触れてきません。少なくとも「掃除をしよう」という解決方法を提示している記事を見たことがありません。
OSを初期化しようとハードが問題であれば解決しません。
さらに冷やすためにグリスを塗る
グリスとはCPUに塗りCPUファンの冷却効果を高める半液状のものです。
CPUとCPUファンはピッタリくっつけることで冷却効果が大きくなるのですが、どうしても多少の隙間ができてしまいます。
その隙間を埋めるのがグリスです。
そのグリスも長時間経つと乾いてしまい効果が小さくなってしまいます。
そこで古いグリスをふき取り、新しいグリスを塗ることで効果を復活させるというワケです。
グリスはPCショップやamazonで1000円程度で購入できます。
詳しい方法は別途調べてほしいのですが、なんら難しいことはなく、CPUに塗るだけです。
私はグリスを塗ったところ、10度~40度ほどCPUの温度が下がりました。
【まとめ】原因不明のブルースクリーン頻発時に試すこと
【原因】CPUの温度が下がりにくい状態になっている
【解決法】パソコン内部の埃を取り除く
以下に当てはまる方は解決するかもしれません。
- ブルースクリーンの原因がわからない(ソフト面はいろいろ試した)
- 停止コードがまちまち
- セーフモード中でもブルースクリーンになる
- 再起動後すぐブルースクリーンになる
- ここ数年パソコン内部の掃除(埃除去)をしていない
以上、原因不明のブルースクリーン頻発時に試すことでした。
「この記事の内容がよくわからなかった…」「なんかうまくいかなかった…」というかたは下記記事↓でhtmlとCSSの基本を学びましょう。
わからないまま突き進むより基本を学ぶのが結局近道です。