【CSS/html】liの点や数字の色、大きさを変える方法【::marker】
「ul liの点を大きくしたい!」
「ol liの数字の色を変えたい!」
liの点や数字の色、大きさを変える方法を解説します。
目次
【方法1】::markerを使う
「::marker」はliの点や数字を指定する疑似要素です。これで色や大きさを変えられます。
- その1
- その2
- その3
- その1
- その2
- その3
<style>
::marker{
color: red;
}
</style>
<ol>
<li>その1</li>
<li>その2</li>
<li>その3</li>
</ol>
<ul>
<li>その1</li>
<li>その2</li>
<li>その3</li>
</ul>
【個別に指定するとき】liに::markerを指定
::markerはliに対して指定します。
数字に指定したいときは「ol li::marker」
点に指定したいときは「ul li::marker」と指定しましょう。
- その1
- その2
- その3
- その1
- その2
- その3
<style>
.example2 ol li::marker{
color: #53b6ff;
}
.example2 ul li::marker{
color: #1e9f00;
}
</style>
<div class="example2">
<ol>
<li>その1</li>
<li>その2</li>
<li>その3</li>
</ol>
<ul>
<li>その1</li>
<li>その2</li>
<li>その3</li>
</ul>
</div>
::markerに指定できるCSS
::markerに指定できるCSSは限られており、よく使うCSSとしては下記のものが指定できます。
- color(色)
- font-family(書体)
- font-size(大きさ)
- font-weight(太さ)
- line-height(行間)
- その1
- その2
- その3
- その1
- その2
- その3
<style>
::marker{
color: #ff8900;
font-family: "游明朝";
font-size: 200%;
font-weight: bold;
line-height: 1;
}
</style>
<ol>
<li>その1</li>
<li>その2</li>
<li>その3</li>
</ol>
<ul>
<li>その1</li>
<li>その2</li>
<li>その3</li>
</ul>
逆に言えば他のCSSは指定できません。他のCSSを指定したいときは::beforeで点を作るなど工夫しましょう。
点の縦位置を調整する
数字や点のサイズを変えると、そのあとの文字と縦位置がずれてしまいます。
これを調整するにはli内のテキストをspanで囲い、そのspanにvertical-alignを指定します。
- その1
- その2
- その3
- その1
- その2
- その3
<style>
li>span{
/*コレ*/vertical-align: 0.25em;
}
li::marker{
font-family: "游明朝";
font-size: 200%;
font-weight: bold;
line-height: 1;
color: #ff8900;
}
</style>
<ol>
<li><span>その1</span></li>
<li><span>その2</span></li>
<li><span>その3</span></li>
</ol>
<ul>
<li><span>その1</span></li>
<li><span>その2</span></li>
<li><span>その3</span></li>
</ul>
vertical-alignは要素の縦位置を調整するCSSです。
ただし、::markerやliに指定しても効きません。
テキストをspanで囲い、それを調整する必要があります。
もっと近づけたい、離したいなど、点の位置調整については下記をご覧ください。
【注意】liがdisplay:blockになっていると効かない
::markerは「display:list-item」の要素に対して機能します。
liに「display:block」が指定されると点や数字が消えて機能しなくなります。
もちろん「list-style:none」が指定されても効きません。
CSSやhtmlの基本をしっかり理解すると、この記事の内容もより理解できるようになりますよ。
↓CSSやhtmlを楽しく学べるようにマンガを描きましたのでゼヒご覧ください↓
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【方法2】テキストをspanで囲う
liにCSSを指定して点や数字を調整したあと、spanで囲われたテキストを再調整します。
- その1
- その2
- その3
- その1
- その2
- その3
<style>
li{
color: red;
}
li>span{
color: #333;
}
</style>
<ol>
<li><span>その1</span></li>
<li><span>その2</span></li>
<li><span>その3</span></li>
</ol>
<ul>
<li><span>その1</span></li>
<li><span>その2</span></li>
<li><span>その3</span></li>
</ul>
2度指定することになり無駄が多い方法ですので、::markerの方法ではうまくいかないときに使ってみましょう。
【まとめ】liの点や数字の色、大きさを変える方法
::markerを使う
※::markerはliに対して指定する
::markerに指定できるCSS
- color(色)
- font-family(書体)
- font-size(大きさ)
- font-weight(太さ)
- line-height(行間)
以上、liの点や数字の色、大きさを変える方法でした。
「この記事の内容がよくわからなかった…」「なんかうまくいかなかった…」というかたは下記記事↓でhtmlとCSSの基本を学びましょう。
わからないまま突き進むより基本を学ぶのが結局近道です。