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レンタルサーバーとは何か、なぜ必要か

2020年07月24日

ホームページが完成しただけではまだ他の人は見ることができません。

サーバーにアップして初めて多くの人に見せることができるようになります。

そしてそのサーバーは多くの場合レンタルします。

 

レンタルサーバーとは何か、なぜ必要か説明します。

サーバーとは

「パソコン」とは「パーソナルコンピュータ」であり、自分だけがアクセスするコンピュータであるのに対し、「サーバー」とは多く人がアクセスすることを目的としたコンピュータです。

とくに「Webサーバー」は「ホームページを設置することに特化したコンピュータ」です。

単に「サーバー」というと、この「Webサーバー」を指す場合が多いです。

そしてこのサーバーにWebサイトを設置(アップロード)することで多くの人がサイトにアクセスすることができるものです。

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レンタルサーバーとは

レンタルサーバーとはWebサーバーの一部の領域を貸し出しているサーバーのことです。「ホスティングサーバー」とも呼ばれ、このレンタル事業、サービスのことを「ホスティングサービス」とも言います。

ホスティングサービスの業者が物理的に(あるいは仮想的に)サーバーを保持し、その管理を行います。

レンタルサーバーを借りるユーザーはそのサーバーのうち一部のリソース(HDD容量やCPUなど)を借りているという状態です。

そして借りた領域にWebサイトを設置(アップロード)することで多くの人がサイトにアクセスすることができるものです。

サーバーが必要である理由

ホームページを見せるためにサーバーが必要である理由を説明します。

理由1.サーバーはハードウェア、ホームページはソフトウェアだから

ホームページに限らずWordやメモ帳、ソフトというソフトにはそれを処理するハードが必要であり、ハードは電源・電気・エネルギーがないと動きません。

ゲームソフトを持っていてもスイッチやPS4などのゲームハードがないとゲームを遊べないのと同じです。

ホームページを見る・見せるにはハードが必要なのです。

理由2.パーソナルコンピュータ(個人のパソコン)では条件を満たせないから

「理由1」でハードが必要だと説明しました。

これでは「個人のパソコンではダメなのか」という疑問が生まれます。

結論から言うとダメです。

理由はパソコンでは以下の「ホームページを見せるための能力」を満たすことが難しいからです。

  1. 不特定多数のアクセスに耐えられる
  2. 常時アクセスできる(24時間・365日)
  3. セキュリティ対策ができている

不特定多数のアクセスに耐えられる

ホームページは不特定多数の人の閲覧を前提に作られています。

1度に数十人以上が同時にアクセスすることもあります。

ホームページを表示させるにはコンピュータはたくさんの処理をしている場合があります。それを一瞬(1~5秒以内)で数十人分行う必要があるわけです。かつこれを毎秒おこなっています。

少なくともパソコンが片手間でできる処理ではなく、この処理を最優先に行っていく必要があります。

常時アクセスできる(24時間・365日)

ホームページは24時間・365日いつでもアクセスできるということが魅力の一つです。

そのためこのハードであるWebサーバーも同じく24時間・365日動作し続けている必要があります。

それもたくさんの処理をしながらです。

セキュリティ対策ができている

不特定多数のアクセスの中には悪意のあるアクセスもあります。

悪意のあるアクセスが来てもWebサーバーは止められません。

しっかりセキュリティ対策をして、悪意のあるアクセスを防ぎ、サービスを止めないようにする必要があります。

 

上記の条件を満たせることを前提にサーバーは作られています。ただのパソコンとは目的がまず違うのです。

レンタルサーバーが必要な理由

ここまでサーバーが必要な理由を説明しましたが、それを「レンタル」しなくてはならない理由について説明します。

コストを抑えるため

一言で言うと「レンタルサーバー」が必要な理由は「コストを抑えるため」です。

サーバーは先述した通りの能力が必要です。まずこれらの能力を持ったサーバーを準備するには多くの専門知識が必要です。

さらにサーバーは常時動いている必要があるためメンテナンスも欠かせません。運用・管理にもコストがかかります。

1つのサーバーを1人で使おうとするとサーバーの準備とその管理すべて自分で賄うことになり月数十万以上コストがかかる場合があります。

一方レンタルサーバー(ホスティングサービス)の場合、その1つのサーバーを複数人で使うため、一人当たりのコストを大幅にさげることができます。

その代わりサーバーの設定・仕様はサーバーによることになります。

 

ちなみに、サイトの目的によってはまるまる1つのサーバーを運用する場合もあります。

それを業者に任せることもあれば、自社で管理することもあります。

 

ただし、当サイトでは個人サイトまたは会社案内程度のサイトの作成・運営を前提にお話ししています。この場合レンタルサーバーで十分です。

 

サーバーの料金については次回説明します。

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