【html・CSS】四角で囲む方法【囲み枠の調整】
デザインの基本中の基本「四角」。
四角で囲み、配置ができればサイトの大枠はできてきます。
もちろん細かいデザイン部分でも四角は超重要です。
四角で囲む方法やその幅、位置、枠線の調整方法について解説します。
目次
四角で囲む方法
【基本】div
何かを四角で囲みたいとき基本的にはdivになるでしょう。そのほかにもhtmlタグはたくさんありますので、適切なものを使いましょう。
<style>
.example{
padding: 10px;
border: 1px solid #333;
background: #f2f2f2;
}
</style>
<div class="example">divの四角い囲み枠</div>
【htmlだけ】table
htmlタグのtableだけでも四角い囲み枠を作ることができます。
tableの四角い囲み枠 |
<table border="1">
<tr>
<td>tableの四角い囲み枠</td>
</tr>
</table>
CMSによってはhtmlやCSSを知らなくても簡単に実現できます。
また、上下中央寄せがカンタンに実現できることもメリットです。
ただし、tableは表(ひょう)として使うものです。逆に言うと表じゃなくレンタリングのためだけにtableを使うことは非推奨ですので苦し紛れの方法です。
【クリックできるようにする】aタグ
ボタンなどを作るために囲み枠にしたいならaタグを利用しましょう。
aタグを囲み枠にする場合「display: block」を指定する必要があります。
aタグの四角い囲み枠<style>
.example2{
/*コレ*/display: block;
padding: 10px;
border: 1px solid #333;
background: #f2f2f2;
}
</style>
<a href="#" class="example2">aタグの四角い囲み枠</a>
CSSやhtmlの基本をしっかり理解すると、この記事の内容もより理解できるようになりますよ。
↓CSSやhtmlを楽しく学べるようにマンガを描きましたのでゼヒご覧ください↓
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幅の調整方法
widthを指定する
幅の指定には「width」を指定します。「width: 50%」を指定すると親の幅の半分の幅になります。
レスポンシブ対応する場合は%指定が有効です。
<style>
.example3{
/*コレ*/width: 50%;
border: 1px solid #333;
background: #f2f2f2;
}
</style>
<div class="example3">divの四角い囲み枠</div>
paddingを指定する
枠線と中身の空白を作るには「padding」を指定します。
tableやdisplay:inline-blockなどの場合はwidthを指定せずpaddingと中身だけで幅を決めることもできます。
また高さも調整できます。
<style>
.example4{
width: 50%;
/*コレ*/padding: 30px 20px;
/*コレ*/box-sizing: border-box;
border: 1px solid #333;
background: #f2f2f2;
}
</style>
<div class="example4">divの四角い囲み枠</div>
「width」と「padding」の右と左、さらに枠線の合計が幅になります。
「box-sizing: border-box」を指定すると「width」が「padding」と枠線を含めた幅になります。
枠線の調整方法
borderを指定
枠線を指定するには「border」を指定します。
「border:太さ 種類 色」を指定します。
<style>
.example5{
/*コレ*/border: 5px solid #2f5fff;
width: 50%;
padding: 30px 20px;
box-sizing: border-box;
background: #f2f2f2;
}
</style>
<div class="example5">divの四角い囲み枠</div>
位置の調整方法
marginを指定
位置を調整するには「margin」を指定しましょう。
marginは要素の外側の空間を調整できるCSSです。
<style>
.example6{
border: 1px solid #333;
background: #e5eff7;
}
.example6>div{
/*コレ*/margin: 30px 10px 20px auto;
border: 5px solid #2f5fff;
width: 50%;
padding: 30px 20px;
box-sizing: border-box;
background: #f2f2f2;
}
</style>
<div class="example6">
<div>divの四角い囲み枠</div>
</div>
positionを指定
位置調整は基本的にmarginで問題ありませんが、重ねたいだとか、marginでは難しいとき「position: absolute」で位置調整することも可能です。
position: absoluteは特定の位置から「右にいくら」「下へいくら」という形で位置を指定できます。
<style>
.example7{
border: 1px solid #333;
background: #e5eff7;
height: 150px;
position: relative;
}
.example7>div{
/*コレ*/position: absolute;
/*コレ*/left: 20%;
/*コレ*/top: 10%;
border: 5px solid #2f5fff;
width: 50%;
padding: 30px 20px;
box-sizing: border-box;
background: #f2f2f2;
}
</style>
<div class="example7">
<div>divの四角い囲み枠</div>
</div>
【まとめ】四角で囲む方法
基本はdivで囲みましょう。tableでもカンタンにできますが非推奨です。クリックできるようにするならaタグで囲み「display:block」を指定しましょう。
widthで幅を指定しpaddingで空白を指定しましょう。
枠線はborderを指定しましょう。
位置はmarginを指定しましょう。marginでは実現が難しい場合はpositionを指定しましょう。
以上、CSSやhtmlの四角で囲む方法でした。
「この記事の内容がよくわからなかった…」「なんかうまくいかなかった…」というかたは下記記事↓でhtmlとCSSの基本を学びましょう。
わからないまま突き進むより基本を学ぶのが結局近道です。