SEOの基礎【アクセスを増やすために】
アクセスを増やす方法を調べると必ずと言っていいほど「SEO」という言葉に出くわします。
このSEOについて、基礎的な知識と具体的な方法を解説します。
目次
SEOとは
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で「検索エンジン最適化」のことです。
もっとわかりやすく言うと「Google検索で上位に表示させるための対策」です。
「おいおい、うちの父さんはYahoo派だぞ!」というかたもご安心ください。
Yahoo!検索もGoogle検索と同じエンジン(システム)を使っているらしいので、Google検索の対策だけでOKです。
そしてGoogle検索で上位に表示されるということはアクセスが増えるということです。
SEOが必要な理由
アクセスを増やして売上を増やしたいからですね。
前回「ネットで売上を上げるための方程式」記事で紹介したように、アクセスが増えれば売り上げも増えます。そしてアクセスの増減はブロガーが操作しやすい部分でもあります。
さらに言うとサイトへのアクセス元のほぼすべてが検索サイトからによるものです。
こちらのキャプチャ画像は当サイト「2020/09/11-2020/10/10」のチャネル別のグラフです。
「Organic Search(検索サイト)」からの流入が98%です。
つまり「アクセスを増やしたいならSEOしろ!」ということなのです。
Googleは人の役に立ちたい
じゃあGoogle検索に上位表示させるにはどうすればいいのでしょうか。
Googleにゴマをすればいいのでしょうか?もちろん違います。
Googleの意図に沿ったサイトを作ればいいんです。
それは「人の役に立つこと」です。
さてではGoogleは各サイトが人の役に立つサイトなのかどうかどうやって判断しているのでしょうか?
世の中には数えきれないほどのサイトがありものすごい頻度で更新しています。
それらを人の手で目視でチェックし点数を付けるなど到底不可能です。
ロボットが独自のルールに基づいて判断しているのです。
この「独自のルール」がわかれば上位表示も可能です。
しかしこの「独自のルール」はすべてが明言されているわけではありません。一部Googleが明言しているものもありますが、多くはサイト運営者の経験から「こうすれば上位に上がる」「こうすれば下がる」という情報を共有化してSEOがなされています。
こういったテクニックをこれから説明します。
ただし忘れないでほしいのはGoogleは「人の役に立つサイト」をいつでも効率的に探そうとしていることです。
今使える小手先の方法もAIも発達によって無意味になるかもしれません。
でも安心してください。あなたのサイトが「人の役に立つサイト」であればきっと上位に表示されます。
上位表示が重要な理由
さて、具体的なSEOテクニックに入る前に上位表示がどれだけ価値あることなのか説明します。
下記はGoogle検索における順位とクリック率の関係です。
- 1位:72%
- 2位:41%
- 3位:23%
- 4位:20%
- 5位:15%
- 6位:12%
- 7位:7.0%
- 8位:5.3%
- 9位:3.4%
※自サイト調べ
1位が圧倒的にクリック率が高いことがわかります。
クリック率が高いということは当然アクセス数が多くなるということです。
1000回検索されるワードがあって、その1位をとれると720PVが期待できます。一方2位だと410PVです。激減しました。
3位だと230PVとどんどん減っていきます。
1位を目指す重要性おわかりいただけたでしょうか。
CSSやhtmlの基本をしっかり理解すると、この記事の内容もより理解できるようになりますよ。
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具体的なSEO方法
ここまではSEOの概要や実施すべき理由をあげてきました。
ここからは具体的な方法について紹介します。
検索キーワードの選定
記事を書くにはむやみやたらに書けばいいというものではありません。「検索されるキーワード」を狙っていかなければなりません。
検索キーワードは非常に重要でありしっかり説明したいので、次回に回します。
競合リサーチ
「検索されるキーワード」であっても競合が多ければ上位に表示させることは難しいです。
検索キーワードを決めたら実際に検索してみましょう。
表示された1ページ目にあるサイトをすべて見ましょう。
それらのサイトよりも価値ある情報の提供ができるなら挑戦すべきでしょう。
難しい場合は見合わせるのも手です。
htmlとSEO
htmlにおいてtitleタグとh1、meta descriptionはSEO上非常に重要です。
これらには必ず検索キーワードを含めましょう。
title
まずtitleはGoogle検索に表示される部分です。
ユーザーはここを見てクリックするかどうか判断します。
Googleには32文字までしか入らないのでこの範囲内にキーワードを含めましょう。
h1
h1は記事のタイトルを設定するタグです。基本的にはtitleタグと同内容でよいでしょう。
h1はGoogleに表示されるわけではありませんが、h1もtitleも記事のタイトルという意味なので同じ効果を持ちます。titleは記事内には表示されません。しかしh1は表示されます。
titleとh1を一致させて、ユーザーが期待してきたものを提示しましょう。
meta description
meta descriptionは記事の概要を説明するタグです。
<meta name="description" content="ここに概要を書く">
これはGoogle検索においてtitleの下の説明部分となります。キーワードは太字になるためユーザーはタイトルと説明部分を見て、求めている情報がありそうか判断します。
説明部分は130文字程度までしか表示されないので、meta descriptionも130文字以内に収まるように設定しましょう。
なお、meta descriptionが必ず説明部分に表示されるわけではありません。本文中にキーワードと一致した文章があるとそちらが優先されることもあります。
それでも必ず設定しましょう。
h2やh3
その他h2やh3にも自然にキーワードを含めるとよいでしょう。
コンテンツSEO
titleやh1だけ設定していればいいわけではありません。結局は良質な記事が提供できているかが重要です。
わかりやすくてかつユーザーの悩みを解消できる記事を作りましょう。
そのキーワードで来たユーザーはどんなユーザーなのか、何に困っているのか。ホントはどうしたいのか、深堀していくことが重要です。
記事内にもキーワードをちりばめることも重要です。
「これ」とか「それ」と言わず、キーワードを記載することも重要です。
内部リンク
外部リンクほどではありませんが、内部リンクも重要です。
例えばトップページへのリンクは全ページから貼ってある場合が多いですが、これによりトップページが上位表示されやすくなります。
外部SEO
外部のサイトからリンクが貼られているとSEO上非常に有利です。
引用されている記事は信頼できる、という考えのようです。
ただし、相互リンクとか全然関係ないジャンルのサイトからのリンクなどは効果が薄いようです。
外部SEOについてあなたができることはありません。
リンクを貼ってもらえるような良質な記事を作りましょう。
まとめ
SEOつまりGoogle検索で上位表示させることがアクセスを増やすうえで非常に重要です。
検索キーワードを選定しましょう。
競合をリサーチし、それらより価値のあるコンテンツを提供しましょう。
title,h1,meta descriptionにキーワードを含め、クリックしたくなるものにしましょう。
とにもかくにも記事内容が最重要!しっかりユーザーの期待に応えられる記事を作りましょう。
「この記事の内容がよくわからなかった…」「なんかうまくいかなかった…」というかたは下記記事↓でhtmlとCSSの基本を学びましょう。
わからないまま突き進むより基本を学ぶのが結局近道です。