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CSS display:noneが効かないとき確認すべき点

2020年11月17日

スマホ表示にしたとき、パソコン表示にしたときdisplay:noneで特定のhtml要素を消したいときよくありますよね。

しかし、設定したはずのdisplay:noneが効かない!?なぜ!?

そんなCSS display:noneが効かないとき確認すべき点を解説します。

display:noneが効かないのはバグではない

私は9年ほどホームページを作っていますが、display:noneが効かないバグというのは聞いたことがありません。

よって優先度のミスかスペルミスが考えられます。

CSSやhtmlの基本をしっかり理解すると、この記事の内容もより理解できるようになりますよ。

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他のdisplayが指定されていて優先度で負けている

display:blockやdisplay:inline-blockなど、display:none以外の要素が指定されており、かつ、優先度が高い場合、display:noneは効かなくなります。

この状態になっているか確認するにはDevToolsを使いましょう。

スマホの時だけ「display:none」にしているなどのときはスマホ幅にしてから確認しましょう。

DevToolsで確認し、下記のように「display:none」に打消し線が引かれ、「display:block」が普通に表示されているなら「他のdisplayが指定されていて優先度で負けている」状態です。

対応方法:display:noneの優先度を上げる

優先度を上げる方法はいろいろありますが、てっとり早いのは「!important」をつけることです。

.sp{
    display: none !important;
}

これでdisplay:noneが効いて消えるようになります。

スペルミス

次に考えられるのはスペルミスなどです。

DevToolsで「display:none」が表示すらされないときはスペルミスしており、任意のセレクタにCSSが指定できていない可能性があります。

「background:red」などわかりやすいCSSを指定してみて、セレクタ自体が間違っていないか確認しましょう。

主なミスはこちらにまとめてあります。

【まとめ】display:noneが効かないとき

他のdisplayが指定されていて優先度で負けている

display:blockなどが指定されていないか確認しましょう。

display: none !important;を指定してみましょう。

スペルミス

他のCSSが効いているかなど確認しましょう。

以上、CSS display:noneが効かないとき確認すべき点でした。

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わからないまま突き進むより基本を学ぶのが結局近道です。

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